
7月20日(月)〜25日(土)まで、外苑前駅にあるギャラリーハウスマヤにて、光子展2009開催しました。
期間中は、きっと猛暑のカンカン照りの中での開催になるのかなあ・・と心配していたのですが、異常気象のためか、曇り空が多く、私は、皆既日食も見る事が出来ました。

昨年、喫茶店フルハウスで、個展を開催した時は、生活の中でいつも目にしている野菜や果物、日用品などをモチーフを透明水彩で写実的に描いていましたが、絵を描き続けていくにつれ、水性のパステルを使って、自分の中の遠い記憶を絵にするという新しいモチーフを見つけました。

人はそれまで生きてきた記憶がその人を作っている・・と言っても過言ではないと思います。
そういうと少し恐い気もするけれど、この地球上に住んでいる人の分だけ物語りが存在しているのではないでしょうか?

遠い記憶を絵にし、目に見えるようにすることで、時空を超えてその時の空気を見てくださった方と共有出来るのではないかと思っています。
子供の頃、家族で海水浴に行ったこと・・学校からの帰り道にカタツムリを見つけたこと・・蟻の巣を一人で観察していたこと・・結婚前、家族で苺刈りに行ったこと・・そんなことを絵にしました。

写実的な透明水彩の画風とは、ガラリと変わって、違う人が描いたみたい・・とも言われました。
ギャラリーの近所に住んでいるという老紳士が、「昨日、妻がここに絵を見に来て、とてもかわいい絵があるから、見に行っておいで・・と言われて見にきたんだよ。子供の表情がとてもいいと言っていたよ」と声をかけてくださいました。
通りかがりで見にいらっしゃった方も、「なんだか居心地がよくてとても落ち着く」と言ってくださったり、見てくださった方との交流がとても嬉しかったです。出会いに感謝!です。
また、今回の展覧会では、もう一つビックイベント!来てくださった方と、パステル画でポストカードを作るというワークショップをしました。

絵を描いていると、「私は絵は苦手で描けない」という方が結構いらっしゃるのですが、水性のパステルを脱脂綿で擦り取り、型を使って、お化粧をするように優しく描いていく技法で、誰にでも楽しんでいただけるように工夫して、絵を描いていただきました!
絵は見るも楽しいけど、自分で描くともっと楽しい!
来ていただいた方とパステルで絵を描いて、1時間・・2時間はあっという間に時間が過ぎ、ギャラリーはまるで喫茶店のようでした。

参加していただいた方には、「なんだか自分が描いた絵を見ると落ち着く」といった感想などいただきました。
私も、自分の描いた絵を、「いい絵だな〜」と眺めることがあります。
自分が作ったものなのに、それによって癒されたり、元気になれたりするんですね。
自分を責めたり、失敗ばかり思い出してしまうこともある・・けれど、絵だけじゃなく、作品を作ることは、自分自身を大切にすることにもつながるような気がしました。

絵を描き始めたことで、病院の待ち合い室に絵を飾ったり、地域生活支援センターでパステル画を教えたりと、様々な方とつながりを持つこと出来るようになった気がします。
数年前体調を崩し、30歳を過ぎて、リハビリのように絵を描き始めました。
絵を描くことが私の中で大きな力になり、描き始めたことで確実に何かが変わりました。

絵の話しをすると、友人の中に、「私には何もない」と言う人がいます。
でも、私にとっては、それは今は絵だけれども、誰にでも何か一つ、必ず輝けるものを持っているんですよね。
田舎の人が、満天の星空や澄んだ空気が当たり前に思って、素晴らしいものだと気がつかないように、誰の中にでも自分が当たり前だと思ってるけど、素晴らしいもの誰もが持ってる。それを探さなくちゃいけないと思います。

病気の人をも治してしまうような・・そんな絵を描くことが目標です。

これから、もっともっといい絵を描いていきますので、また是非、私の描いた絵を見てください。
展示を見てくださった方、ブログを見てくださった方、応援してくださった家族、友人・・本当にありがとうございました。
光子展2009は、11月に鳥取県日南町にパワーアップして巡回展示する予定です。
今まで描いた絵に、ダウン症の男の子トッシーの書いた詩のイメージから描いた絵を合わせて展示します。
こちらもまたブログで報告しますので、是非遊びに来てください!






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