生活支援センターで絵を描いています

今年4月から、とある生活支援センターで、ハンデイのある方と一緒に月に1度、パステル画を描いています。大きさはハガキくらいのサイズのもので、桜やあじさい、ひまわりなど季節のモチーフを選んで描いていきます。

「パステル楽しい~!」綺麗な色を出していくだけでも楽しい作業。今日のモチーフはぶどうです。秋になり、店先に美味しそうなぶどうが並んでいます。巨砲を1つ買ってきて、皆の前に置きました。「わあ~美味しそう!」皆ぶどうに注目!!ぶどうの房の感じ、陰影で色が変わっていたり、光があたって艶が出ていたり・・。そんなことを観察しながら、描いていきました。

実はこの葡萄、あるものを利用して描きました。

この支援センターでは、ふれあい囲碁という簡単なゲームをするために、厚紙から、○の形をくりぬく作業をしています。最初に支援センターを訪れた時、○をくりぬいた後の厚紙の台紙(写真)をもったいなくて捨てられない・・何かに使えないだろうか・・と相談されていました。

葡萄の一粒一粒をこのくりぬいた○を使って描いたのです!捨てられる運命だったゴミの厚紙から、こんな素敵な葡萄の絵が生まれました!これぞエコ精神!時代の最先端の絵画の出来上がりです!

描いている途中、葡萄のあまりの美味しそうな感じに、絵を描くよりも、「美味しそうだなあ~」と葡萄をじっと見つめているメンバーもいました。

作業が終わった後、私は、葡萄をそのまま家に持ち帰ってしまったのですが・・・家族に「なんだ。描いた後、皆で葡萄を食べればよかったじゃないか」と言われ、「そうか・・皆で食べれば、美味しさ100倍楽しさ100倍だったなあ~」と気づきました。

気が利かなくて皆さんごめんなさ~い!!

| | コメント (0)

光子展2009鳥取県日南町に巡回します!

Small 昨日から、吹く風が冷たくなりましたね・・風邪などひかれていませんか?

もうすっかり秋です。少し前までは、金木犀の甘い香りがふわあっと漂っていて、この香りを嗅ぐと、毎年、ああ・・もう1年経ったんだなあ・・と時が経つのが早く感じられます。

11月に展覧会をする予定で準備しています。

人のつながりから、鳥取県にある日南町美術館にて展覧会をすることになりました。

今回は、いままでの作品に合わせて、ある男の子の書いた詩のイメージで絵を描いています。

男の子は、「トッシー」と言います。ダウン症を持っています。トランペットを吹きます。

2年前の夏、トッシーの書いた詩を出合いました。とても素晴らしい詩だ・・と思いました。

そして、詩のイメージで絵を描いて欲しい・・とお話しをいただき、2枚の絵が出来ました。

今度の展覧会で、とても嬉しいのは、いろいろな人が光子展に関わり、参加していただけることです。

会期中14日(土)には、ジャズボーカリストであるSolaris Eikoさん(ホームぺージ→www.eikojazz.com)と、トッシーの詩に曲をつけて歌にしてくださった村田さんが、ギャラリーでコンサートをしてくださいます。(同日10:45から併設の文化ホールでお二人の講演会も開催します。)

15日には、地元中学校の音楽の先生である方がヴィオラの演奏をしてくださいます。

詩と音楽と絵・・こんな素敵なコラボレーションは生まれて初めてです!

本当に楽しみです!いろいろな人に支えられての展覧会です。

詩はいくつかあるのですが、今日は一つだけ紹介します。

この詩のイメージで、この絵は描きました。

トッシーの吹くトランペットの音が聞こえてくるような・・そんな風に感じてもらえたら嬉しいです。詩の最後に出てくる「きみ」とは、トッシーの大好きなお母さんでは・・そんな風に思われます。

「おおぞら」

空に雲がいっしょに 虹を支えているよ 

寂しいときにはそっと 飛行機雲をみてごらん

太陽が遠くで かくれんぼしているよ

ほら、君の悲しみもかくれんぼしているよ

大空がひとみに あふれている

ほら、君の涙も あふれている

星に向かって一人で 願いを込めてみよう

寂しいときにはきっと お星さまだって泣いている

流れ星が落ちていく お星さまのそばを

ほら、君の涙も きらきら流れ星

光がにじんで ゆれている

夢の中でゆれて 消えていく

星に向かって一人で 歌を歌っていると

星が僕を見つめて にっこり笑っていました

何億光年 はなれていつけれど

この手を伸ばせば 届きそうな気がする

星空のかなたに君がいて

いつまでも一緒に歩きたい

| | コメント (0)

茂田井武さんの言葉

もう先月のことなのですが、母と二人、神奈川近代文学館にて開催していた茂田井武展に行きました。

もう亡くなってしまっている絵描きさんなのですが、去年新聞で紹介されている絵を見て、すっかり絵が大好きになってしまい、展覧会が

あると聞いてとても楽しみにして、見に行きました。

夏の個展の時、私は自分の子どもの頃の記憶をモチーフに何点か描きましたが、それはこの画家に影響されて描いたものです。

月並みな言葉だけれど、絵を見ていると何故だか懐かしいような・・温かいような気持ちになります。

茂田井さんの言葉で、とても素敵な言葉があります。

こんな気持ちで絵を描いていけたらいいなあ・・と思うので、書きとめておきます。

「自分一人が幸福になることを念(おも)ったり、

自分の家のものが幸福になるのを念ったり、

自分の国が幸福になるのを念ったりするような、

たとえばそんな小さな念いではなく、

全世界、全宇宙、さらにもっともっときりのないものの

幸福をこそ念いたい。」

| | コメント (2)

パステル画ワークショップin サマーハイスクール

昨日は、八王子にある高校で、パステル画のワークショップを開催しました。
プロの囲碁棋士安田泰敏先生が活動していている「ふれあい囲碁」のつながりから、夏休み中の学校を訪問して、「メイク」「ネイル」「パステル画」の3部門好きなコースを生徒に体験してもらおう・・という企画に参加させていただくことになりました。

夏真っ盛り!ということで「ひまわり」をテーマに絵を描きました。
もう10年以上絵を描いていない・・と言われていた理科の先生が、最初はおっかなびっくりだったのに、完成後、「楽しかった・・なんだか幸せな気持ちになれた・・」とおっしゃってくださり、とても素敵なひまわり畑の絵を描かれていました。

描き終わって、自分の絵を眺めたり、他の人の絵を見て感想を言ったり・・。パステルワークショップは、「ふれあい囲碁」ならぬ、「ふれあいアート」みたいです。

| | コメント (2)

光子展2009開催しました!ありがとうございました!

4_7


7月20日(月)〜25日(土)まで、外苑前駅にあるギャラリーハウスマヤにて、光子展2009開催しました。
期間中は、きっと猛暑のカンカン照りの中での開催になるのかなあ・・と心配していたのですが、異常気象のためか、曇り空が多く、私は、皆既日食も見る事が出来ました。
Photo

昨年、喫茶店フルハウスで、個展を開催した時は、生活の中でいつも目にしている野菜や果物、日用品などをモチーフを透明水彩で写実的に描いていましたが、絵を描き続けていくにつれ、水性のパステルを使って、自分の中の遠い記憶を絵にするという新しいモチーフを見つけました。
Photo_2

人はそれまで生きてきた記憶がその人を作っている・・と言っても過言ではないと思います。

そういうと少し恐い気もするけれど、この地球上に住んでいる人の分だけ物語りが存在しているのではないでしょうか?


Photo_3

遠い記憶を絵にし、目に見えるようにすることで、時空を超えてその時の空気を見てくださった方と共有出来るのではないかと思っています。

子供の頃、家族で海水浴に行ったこと・・学校からの帰り道にカタツムリを見つけたこと・・蟻の巣を一人で観察していたこと・・結婚前、家族で苺刈りに行ったこと・・そんなことを絵にしました。
Photo_4

写実的な透明水彩の画風とは、ガラリと変わって、違う人が描いたみたい・・とも言われました。

ギャラリーの近所に住んでいるという老紳士が、「昨日、妻がここに絵を見に来て、とてもかわいい絵があるから、見に行っておいで・・と言われて見にきたんだよ。子供の表情がとてもいいと言っていたよ」と声をかけてくださいました。
通りかがりで見にいらっしゃった方も、「なんだか居心地がよくてとても落ち着く」と言ってくださったり、見てくださった方との交流がとても嬉しかったです。出会いに感謝!です。


また、今回の展覧会では、もう一つビックイベント!来てくださった方と、パステル画でポストカードを作るというワークショップをしました。
2008

絵を描いていると、「私は絵は苦手で描けない」という方が結構いらっしゃるのですが、水性のパステルを脱脂綿で擦り取り、型を使って、お化粧をするように優しく描いていく技法で、誰にでも楽しんでいただけるように工夫して、絵を描いていただきました!

絵は見るも楽しいけど、自分で描くともっと楽しい!
来ていただいた方とパステルで絵を描いて、1時間・・2時間はあっという間に時間が過ぎ、ギャラリーはまるで喫茶店のようでした。
Photo_7

参加していただいた方には、「なんだか自分が描いた絵を見ると落ち着く」といった感想などいただきました。
私も、自分の描いた絵を、「いい絵だな〜」と眺めることがあります。
自分が作ったものなのに、それによって癒されたり、元気になれたりするんですね。
自分を責めたり、失敗ばかり思い出してしまうこともある・・けれど、絵だけじゃなく、作品を作ることは、自分自身を大切にすることにもつながるような気がしました。
Photo_8

絵を描き始めたことで、病院の待ち合い室に絵を飾ったり、地域生活支援センターでパステル画を教えたりと、様々な方とつながりを持つこと出来るようになった気がします。

数年前体調を崩し、30歳を過ぎて、リハビリのように絵を描き始めました。
絵を描くことが私の中で大きな力になり、描き始めたことで確実に何かが変わりました。
Photo_9

絵の話しをすると、友人の中に、「私には何もない」と言う人がいます。
でも、私にとっては、それは今は絵だけれども、誰にでも何か一つ、必ず輝けるものを持っているんですよね。
田舎の人が、満天の星空や澄んだ空気が当たり前に思って、素晴らしいものだと気がつかないように、誰の中にでも自分が当たり前だと思ってるけど、素晴らしいもの誰もが持ってる。それを探さなくちゃいけないと思います。
Irononeko

病気の人をも治してしまうような・・そんな絵を描くことが目標です。
Photo

これから、もっともっといい絵を描いていきますので、また是非、私の描いた絵を見てください。

展示を見てくださった方、ブログを見てくださった方、応援してくださった家族、友人・・本当にありがとうございました。

光子展2009は、11月に鳥取県日南町にパワーアップして巡回展示する予定です。
今まで描いた絵に、ダウン症の男の子トッシーの書いた詩のイメージから描いた絵を合わせて展示します。
こちらもまたブログで報告しますので、是非遊びに来てください!

Tutuziremon


Endoumame

Kiss


2009


2009_2


2009_3

| | コメント (2)

今日から光子展始まります

いよいよ今日から、光子展2009始まります!

こんな展覧会を開催出来るのは、自分一人の力じゃなく、応援してくれる家族や友人がいるからだなあ・・と本当に思います。

出会いに感謝!です。

準備をしていたら、家のプリンターを壊してしまい、プロフィール文と挨拶文も手書きになってしまいました・・
手作り感溢れる展示になっています。

今回、展示した絵のイメージから、詩を作り、それも展示してみました。
目立たないですが、会場に来た方、ご覧になってください。


先日、講談社のイラストコンテストに、出展料が無料だったので、応募してみたら、準入選になりました。

ハガキの大きさの小さな作品です。

水面に写った月にうさぎが飛び込む瞬間を描きました。

少しずつ公募展にも出してみようと思います。


2009年7月20日(月)〜25日(土)
am11:30〜pm19:00(最終日pm17:00)

会場:ギャラリーハウス マヤ(地下鉄銀座線外苑前駅B3出口徒歩5分)

| | コメント (4)

今月20日から光子展2009開催します

2008 20日から、光子展2009を開催します

今回のテーマは「つながり」

絵を描くことで、いろいろな方と知り合い、つながることが出来ました

この言葉は私の言葉じゃない・・もしかして誰か他の人の言葉を聞いたのかもしれないけれど・・私にとって、絵は人と交流するための道具のひとつです

今回の光子展で、どんな人たちとどんな出会いが待っているんだろう・・。今から、ワクワク、ドキドキしています

前回の作品展では、透明水彩で静物が中心でしたが、今回は、自分の中の記憶を辿り、パステル画で思い出のようなものを絵にしてみました

絵を描き始めてから、今まで・・少しずつ絵も変化してきています。
暑い中になりますが、是非、皆さんに見ていただきたいと思っています

また、会場では、絵の苦手な方でも誰でも出来る、パステルで描くポストカードのワークショップを開催する予定です。是非後参加ください!

案内状をご希望の方は、ブログのメール送信にてご連絡いただければ、郵送いたします

場所:ギャラリーハウスマヤ(銀座線外苑前駅前3番出口徒歩5分)

会期:7月20日(月)~25日(土)11:30am~19:00pm(最終日17:00pm)

| | コメント (4)

絵の神様?!

桜も散り始め、もうすっかり春です
春と秋は、屋外でのスケッチ日和。
家の近所に「金田屋」という老夫婦がやっている古い駄菓子屋さんがあるのですが、今日からこのお店をスケッチさせてもらうことにしました

しばらくすると、女の子が「絵を描いているんですか?すごいですね・・」
と声をかけてきました

「私ならもっと面白くかくな」と言うので、スケッチブックを貸してあげて一緒に絵を描くことに・・

描きながら、

「本当にあるものを写さなくていい。心の中にあるものを描く。それが絵!」

と言っていました

思わず、「すごいよ!それ、誰かに教わったの?」と聞くと、「ううん、自分で思ったの。」

う〜ん。この女の子。もしかして、絵の神様だったのかも?!


2時間位描いている間にも、駄菓子屋さんには、お客さんがちらほらと結構集まってくる。

「ちっとも儲からないけれど、ここにはいろんな出会いがあるから、続けているの」とおばあちゃん。

描き終わったら、「炎天下なのに、頑張ってたわねえ」とお茶とお菓子を出してくださいました。

今日は晴れていて、外で描くのが、とっても気持ち良かった!

女の子と、おばあちゃんとのおしゃべりも弾んで楽しい午後のひとときでした。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

病院の待ち合い室に絵を飾ってもらいました!

Photo_3 とあることで、病院に通っている。

数年前病院に行った時、建物も古く、待ち合い室の雰囲気が暗く、淋しかった。
そこで、単純に、待ち合い室に私の絵を飾ってもらったらどうだろう・・と考えた。

先生に絵を見せると、「これを飾っていいの?」ととても喜んでくださり、思い切って絵を持ってきて良かった・・とホッとし、嬉しくなった。
季節外れかと思ったけど、「明るいので、これがいい」と夏に描いたひまわりの絵を飾ることに。

どんな人がこの絵を見てくれるんだろう・・。
絵は描いている時は個人的な作業だけど、見てくれる人がいてこそ生きてきます。
私の絵で待ち合い室の空気が変わったら・・、診察を待つ人の心が少しでも明るくなったら・・、どんなに素敵なことだろう。
自分の出来ることはなんだろう・・と考えた時、そんな仕事がしたいと思いました。

小さな出来事なのだけれど、私にとっては大きな一歩でした。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

東京駅でポストカードを販売☆・・そして荒井良二さんに出会う。

Irononeko_3 2月15日から3月8日まで、東京駅丸の内北口の動輪の広場にて、猫の絵のポストカードを販売しています!

上野にある谷中堂という猫雑貨のお店に、いつも置かせていただいているのですが、今回は臨時で駅に出展することになりました。

普段は、雑貨屋さんには立ち寄ることはないだろうなあ・・と思うサラリーマンのおじさまなどがふらりと立ち寄って招き猫など買っていってくださいます。

この間、販売のお手伝いに行ったら、何枚か買ってくださった方がいたようでした。私の絵を気にいって、見て喜んでくれる人がいるんだ・・と思うと、本当に嬉しくて励まされます。ありがとうございました!!

Photo 東京駅を通ることがあったら、是非立ち寄って見てください☆

そして、昨日は、世田谷文学館で開催している絵本作家荒井良二さんの展覧会に行ってきました。

ちょうど、3時からトークショーをやる日だったんです。

最後に質問を受け付けてくれたので、ちょっとドキドキでしたが、こんな機会は二度とないかもと思って、「ハイッ」と手を挙げて質問してみました。!

沢山の絵本を出版して、世界で活躍している人と話しをしたら、何かチカラをもらえるんじゃないか・・と思ったんです。

Naraneko 私は、絵本を作る時、「何か伝えたいことがあって、物語を作るのですか?それとも、物語が浮かんできて、後から、何か伝えたいことが出てくるのですか?」というようなことを質問しました。

荒井さんは、「今、伝えたいことってよく言われているけれども、僕は、作品にメッセージなんて、無くていいと思うんだよ。君と僕が今こうして会話をしているだろう?僕はそれも、絵本作りに役立つと思うんだよ。普段の何気ない日常会話を切り取って、お話しを作っているんだよ。僕は絵が好きなんだよ。ただそれだけなんだよ。」

なんだかもっといろいろ話してくださっKuroneko たのですが、頭が真っ白になってしまい・・二の句も繋げず、会話は 終わってしまいました・・

でも、私に向かって一生懸命語りかけてくれました。

絵を描くと嬉しくてダンスしてしまうという荒井さん。

Img_1613_3 荒井さんと話しをして、荒井さんの絵が前より好きになりました。

Img_1611 Photo_4

| | コメント (6) | トラックバック (0)

«シャガールの巨大布絵に会いに・・いざ、冬の青森へ・・